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2017/05/20

例祭幣帛供進使祝詞

官報・大正三年三月二十七日
内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第一 官国幣社祭式、五 祝詞)

例祭幣帛供進使祝詞

掛けまくも畏き某神社の大前に恐み恐みも白さく、天皇が大命以ちて、常の例の随に仕へ奉る一年に一回の今日の御祭に、官位勲功爵氏名を使と為て献奉る宇豆の大幣帛を、安幣帛の足幣帛と、平けく安けく聞食して、天皇が大朝廷を始めて、天の下の国民に至るまで、弥遠に弥広に守り給ひ、幸へ給ひて、此の食国天の下は、国の八十国・島の八十島漏るる事無く、落つる事無く、天の壁立つ極・国の退き立つ限、皇大朝廷の大御稜威を仰がしめ給ひ、皇大御国の大御光を蒙らしめ給へと白し給はくと、恐み恐みも白す

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