2017/07/31

祝詞語彙24

万葉集巻第一より

【二十四番歌】
うつせみの 命を惜しみ 波に濡れ 伊良虞の島の 玉藻刈り食(は)む

〇命を惜しみ……命が惜しいので。

【研究】
「刈り食む」の意味は「刈って食べる」。この訳のように、こんにちでは例えば「行って来る」「見ている」「書いておく」など、動詞ふたつを「て」で結ぶことが多く、一語と見なしてよいものもあります。
 逆に古語にするには、この「て」を取ればよいわけです。「行って来る」は「行き来(く)」、「見ている」は「見いる」(ただしこの場合の「いる」は「居る」)、「書いておく」は「書きおく」など。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今月より相内の実家に住むようになりました。
相内神社の解説を読むことができて、おそらく終の棲家となるであろう相内という土地をぐっと身近に理解できたような気持ちになっています。(まだまだですが…)
ありがとうございました。