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2018/04/02

宇佐神宮・香椎宮臨時奉幣祭祝詞

官報・昭和十年九月二十三日
内務省令第五十五号/昭和十年十月六日官幣大社宇佐神宮ニ同月九日官幣大社香椎宮ニ勅使参向ニ付当日行フ臨時奉幣祭ノ祭式及祝詞左ノ通定ム

 二 祝詞

掛けまくも畏き宇佐神宮(香椎宮)の大前に宮司位勲功爵氏名、恐み恐みも白さく、遠天皇の大御代より、大神の広き厚き恩頼を仰ぎ奉り、崇め奉り、大御蹟を給ひて、曩に十年に一度、大幣帛献奉らしめ給ふ事を掟て給ひ、定め給ひし例の随に、今日の生日の足日に官位勲功爵氏名を大御使として、礼代の大幣帛を捧げ奉らしめ給ふに依り、大前に斎まはり清まはりて献奉る、大御食・大御酒、海川山野の種種の物を平けく安けく聞し食して、天皇命の大御代を手長の大御代と常磐に堅磐に斎ひ奉り、厳しの御代と幸はへ奉り給ひ、親王等・王等を始めて、天の下の国民に至るまで、長く平く守り給ひ、恵み給へと、恐み恐みも称へ辞竟へ奉らくと白す

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