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2019/07/13

第59回北海道神社庁網走支部総代会が開催されました

きのうの午後2時より、タイトルにありますように、第59回北海道神社庁網走支部総代会が開催されました。

 それに先立つ午後12時30分より総代会役員会がひらかれ、議事進行などを確認。

 定刻どおり総代会副会長の開会の辞のあと、神宮および奉仕神社の遥拝、国歌斉唱、「敬神生活の綱領」の唱和したあと、神社関係物故者への黙禱がささげられました。つづいて主催者の総代会会長、網走支部支部長の挨拶、北海道神社庁長の代理として北海道神社庁理事の祝辞をたまわったのち、議事進行に移りました。

 慣例により、総代会会長を議長にとの提案に同意を得て、昨年度の事業報告、決算報告、監査報告がなされ、どれも承認されました。また、今期が総代会役員会の改選期に当たることから、新役員の人事案が提案され、拍手をもって承認されました。それより会長以下、席を入れ替わって今年度の事業計画案、予算案を上程、第60回の節目となる次年度の総代会について話し合われ、みなとどこおりなく議決。めでたく議長解任となりました。

 二、三の報告事項ののち、これまでつとめられた役員の方々、また多年にわたり各神社にご奉仕されてきた関係者の方々に感謝状が授与され、盛大な拍手が送られました。三期九年という長い期間、役員をつとめられた方や、五十年近くもお住まいの地域の神社のために尽力された方もいらっしゃいました。皆様、まことにお疲れ様でした。

 午後3時15分からは、天皇陛下御即位奉祝祭が斎行されました。斎主は支部教化推進委員長、祭員は同委員で、立派に大役を果たされ、祝詞もすばらしく、麗しい奉祝祭となりました。祭儀修了後は、御即位と令和の幕開けをお祝い申し上げるべく万歳三唱し、北海道神社庁網走支部より同総代会への、御真影の謹呈のため、その目録が伝達されました。

 来年は第60回の節目となりますので、より盛大に開催されるはずです。関係者のみなさま、まことにお疲れ様でした。

2019/06/04

『神社と実務』18号が届きました

〇私の所属しております現代神社と実務研究会の会誌『神社と実務』18号が一週間ほど前に届きました。同会は平成10年(1998)に発足、その三年後に創刊号が出て以来、毎年一冊のペースで発行されております。

 今号は本文だけで146ページと、こうした会誌類ではかなりの分量です。内容の方は、目次から以下にご紹介しましょう(敬称略)。

巻頭言 本会代表 勝田博之
講演『日本の可能性』――平成28年度会員総会 東條英利
講演『包む文化~風呂敷の心~』――平成29年度会員総会 つつみ純子
講演『有職故実額と天保の御再興』――平成30年度 春例会 八條忠基
寄稿『町の小さな神社 その三』渋谷繁
『社頭講話集』金子善光
翻刻『谷崎家文書』金子善光

 どの方もその道の第一人者ですが、とくに「講演」のみっつは、ほぼそのときの語り口調そのままに記されていますので読みやすく、書き言葉だと相当むずかしいだろうな、という内容もスッキリ頭にはいってきます。

『社頭講話集』は、実際に月次祭で話された内容を活字化したもの。「こまいぬ」「さかき」「しめなわ」など、参拝者にとって身近であろうことがらをとりあげており、そのどれもが、そのまま社頭講話時のヒントになります。

 現代神社と実務研究会は神主だけのあつまりではなく、会員のうち二割ほどは、神社とは直接かかわらない仕事につかれている方です。

 今年度は夏研修が8月20日におこなわれ、箱根神社と九頭竜神社を正式参拝いたします。つづいて秋例会として12月7日、芝大神宮の参集殿をお借りしまして湯沢貞元靖国神社宮司様よりご講演をたまわる予定です。

 こちらのホームページに発会当時の趣旨や、活動内容を記したコーナーがあります。興味をもたれた方はぜひご覧ください。入会や見学等希望の方は、ホームページからご連絡いただくか、何らかの方法で私にご連絡くだされば手続き等いたします。

2019/05/30

北海道神社庁5区の定例総会に出席しました

 おととい、5月28日、湧別神社さんで北海道神社庁5区の定例総会があり、いって参りました。


 神社に関連する各種事務手続き等のための単位を「支部」とし、その支部をいくつか集めたのが「区」で、北海道では6区にわけています(ほかの都府県ではどうなのかはわかりません)。

 「いくつか」と申しましたが、札幌は神社の数も多いので、札幌支部のみでひとつの区、4区は上川支部と留萌支部のふたつからなり、他の2、3、5、6区はみっつの支部で構成されています。
 5区は宗谷、紋別、網走の3支部からなりますので、北は利尻島、礼文島、南は知床半島までと、オホーツク海沿岸部全体。じつに広大な範囲です。

 当日はまず午後1時から役員会がひらかれ、総会での議題などを話しあったあと、2時より正式参拝、その後2時30分より総会がひらかれ、とどこおりなく審議がすすみ約1時間ほどで散会となりました。

 画像の「力塩」は湧別神社の大神さまのご神前にあがったもので、ありがたいことに正式参拝後に宮司様より賜りました。すこしなめてみますと、塩の風味が凝縮されていておいしかったです。おさがりは参拝しないといただけませんが、塩じたいは「湧楽座」というところで販売しているそうです。オホーツクのうまみでいっぱいの塩、興味をもたれた方はぜひどうぞ。


 総会終了後は車で30分ほどの紋別市へと移動。午後6時からの懇親会まで時間があったので、厳島神社様を参拝いたしました。

 ここにあげた画像ではお伝えしきれていないのですが、じつに重厚な、どっしりした印象のご社殿で荘厳でした。境内社の外観は北海道の昔ながらのつくり、特に板壁の感じが懐かしく、潮風に長年さらされた色合いも風情があり、ありがたく参拝させていただきました。

 上記のように、北海道神社庁5区というのは広大ですので、懇親会ではめったに会えない方ともお話しでき、いろいろと勉強になりました。

 5区の集まりは年に二度あり、つぎの機会は秋の5区合同神宮大麻頒布式となります。