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2017/07/01

新嘗祭社司(社掌)祝詞

官報・大正三年三月二十七日
内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)

新嘗祭社司(社掌)祝詞

掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、天つ御食の長御食の遠御食と天皇命の新嘗聞し食すに依りて、此の某道府県(郡市区町村)より宇豆の幣帛捧げ奉るが故に、皇神等の成し幸へ給へる八束穂の秋の初穂を、御食・御酒に仕へ奉りて、山野の物は甘菜・辛菜、海川の物は鰭の広物・鰭の狭物、奥つ藻菜・辺つ藻菜に至るまでに、置き足はして献奉らくを、聞し食しうづなひ給ひて、天皇命の大御代を厳し御代の足御代と、万千秋の長五百秋に平けく安けく斎ひ奉り幸へ奉り給ひ、親王等・諸王等を始めて、天の下の国民に至るまで撫で給ひ恵み給ひて、いかし八桑枝の如く立ち栄え仕へ奉らしめ給へと、恐み恐みも称へ辞竟へ奉らくと白す
神饌幣帛料供進なき神社に在りては此の某道府県以下二十四字を削る

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