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2018/03/26

靖国神社臨時大祭・招魂式第四祝詞

官報・昭和九年四月十九日
陸軍省海軍省告示第四号/昭和九年四月靖国神社臨時大祭祭式次第並祝詞左ノ通定ム

昭和八年四月靖国神社臨時大祭祝詞

 招魂式第四祝詞(四月二十五日)

掛けまくも畏き靖国神社に今新たに合せ祀り、鎮め奉る諸の神霊等の御前に斎まはり清まはりて、宮司位勲功爵氏名、奇斎言以て、斎ひ鎮め奉らくと白す。汝命等の奇しき神霊をば、今日より始めて大御世、安国の神と此の神殿に合せ斎ひて、万世に祭祀絶えず仕へ奉らしめ給ふ天皇命の広き厚き大命の旨を、忝み畏み嬉み諾なひ坐して、天地の依合の極み、日月と共に堅磐に常磐に安く平穏に鎮り坐して、前に斎ひ祀らせ給ふ諸の神霊等と共に同じ床に坐して、今より以後は荒び疎び給ふことなく、安く平穏に皇朝廷の近き守護神と鎮り坐して、千代と永く八千代と遠く、斎ひ祀られ給ひ、後世の人の亀鑑と仰ぎ偲ばれ給へと、豊御食・豊御酒を始め、海川山野のためつ物を百取の机代に置き足らはして捧げ奉らくを、御心も明らかに平に聞し食せと、謹み敬ひも斎ひ鎮め奉らくと白す
辞別きて、前に鎮り坐す諸の神霊等の御前に畏み畏みも白さく、今告げ奉れる事の由をも、捧げ奉れる御饌つ物をも平けく安けく相食に聞し食し、諾なひ坐して、共に永く久しく守り幸はへ給へと、畏み畏みも白す

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