Translate

2018/04/13

靖国神社臨時大祭・招魂式第四祝詞

官報・昭和十二年四月二十一日
陸軍省海軍省告示第五号/昭和十二年四月靖国神社臨時大祭祭式次第並祝詞左ノ通定ム

 昭和十二年四月靖国神社臨時大祭祝詞

 招魂式第四祝詞(四月二十五日)

掛けまくも畏き靖国神社に今新たに合せ祀り、鎮め奉る諸の神霊等の御前に、斎まはり清まはりて、宮司正五位勲四等賀茂百樹、奇斎言以ちて、斎ひ鎮め奉らくと白す。汝命等の奇しき神霊をば、今日より始めて大御世、安国の神と此の神殿に合せ斎ひて、万世に祭祀絶やさず仕へ奉らしめ給ふ天皇命の広き厚き大命の旨を、忝み畏み、嬉しみ諾なひ坐して、天地の依合の極み、日月と共に堅磐に常磐に安く平穏に鎮り坐して、前に斎ひ祀らせ給ふ諸の神霊等と共に、同じ床に坐して、今より以後は荒び疎び給ふことなく、安く平穏に皇朝廷の近き守護神と鎮り坐して、千代と永く八千代と遠く斎ひ祀られ給ひ、後の世の人の亀鑑と仰ぎ偲ばれ給へと、豊御食・豊御酒を始め、海川山野のためつ物を百取の机代に置き足らはして捧げ奉らくと、御心も明らかに平らに聞し食せと、謹しみ敬ひも斎ひ鎮め奉らくと白す
辞別きて、前に鎮坐す諸の神霊等の御前に畏み畏みも白さく、今告げ奉れる事の由をも、捧げ奉れる御饌つ物をも、平けく安けく相食に聞し食し諾なひ坐して、共に永く久しく守り幸はへ給へと、畏み畏みも御祭仕へ奉らくと白す

0 件のコメント: