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2018/04/06

龍頭山神社・京城神社列格奉告祭祝詞

官報・昭和十一月二十四日
昭和十一年十月八日朝鮮総督府令第百二号/列格奉告ノ為昭和十一年十月十三日国幣小社龍頭山神社ニ、同年十月十五日国幣商社京城神社ニ夫夫勅使参向奉幣セシメラルルヲ以テ其ノ当日当該神社ニ於テ行フ祭式及祝詞左ノ通定ム

 二 祝詞

掛けまくも畏き某神社の大前に宮司位勲功爵氏名、恐み恐みも白さく、今回天皇命の大命以ちて、御社の格を国幣小社に進め給ひ、昇せ給ひぬ。是を以ちて、今日の生日の足日に官位勲功爵氏名を大御使として、事の由を告げ奉らしめ給ふと、天皇命のうづの大幣帛を奉出し給ふに依りて、大前に斎まはり清まはりて献奉る、大御食・大御酒、海川山野の種種の味物を、平けく安けく聞し食して、天皇命の大御代を手長の大御代と、常磐に堅磐に斎ひ奉り、厳しの御代と幸はへ奉り給ひ、親王等・王等を始めて、天の下の国民に至るまで、長く平けく守り給ひ、恵み給へと、恐み恐みも称へ辞竟へ奉らくと白す

昭和八年十月十日内務省令第三十三号(佐嘉神社列各奉告祭)祝詞とほぼ同文。「別格官幣社」が「国幣小社」になっているのみ。

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