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2017/04/12

屯田兵の練兵場


 相内神社の境内地は昔、屯田兵の練兵場でした。「屯田兵村」は北海道遺産になっていまして、神社北側の原っぱに写真のような案内板が立っています(地図中の「現在地」の場所です)。
 案内板の「上野付牛兵村」は屯田兵移住直後の名称です。
 地図を見ると、往時のようすが一目瞭然、よく分かります。さすがによく調べてありますね。



 右は上の看板にある地図の拡大。神社は練兵場のどまんなかになっています。
 神社のすぐ北側の「相内公園」と書かれている場所は、大部分が芝生、一部分が土の地面でゲートボール場としてよく使用されています。昔はこの公園で草競馬をしたり、町内会対抗の運動会をしたりしたそうで、楽しみにしていた人がたくさんいたと聞いたことがあります。




 左の写真は相内公園の南東隅から北西方面を撮ったもの。かつては前方の山の方を目印に射撃訓練を行っていたそうです。
 上の地図によると、このさらに北側に射撃場があったようです。現在は個人の農地になっていますので、入ることはできません。地図上の「的場」はこの写真の山の方向で、そう当時と見え方は違わないんじゃないかなと思います。
 公園の四周や西十九号線に沿って桜が植えられており、五月上旬の開花時の景色は、みごとなものです。

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