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2017/06/01

ラベル「祝詞作文ノート」について

※ラベルとはこのブログの記事におけるカテゴリーのようなもので、下方にリンク表示形式で示されています(各記事共通)。

 ラベル「祝詞作文ノート」の記事は、私が作文した祝詞について、草稿がなるまでの過程を記したものです。自作自注のような内容になりますが、むろん驕った気持ちからではありません。祝詞が「書ける」というつもりもありませんし、むしろ、いつも頭を悩ませつつ作文しているのが実情です。

にもかかわらず、あえてこのような駄文を公開するのは、ある祝詞の作文の過程を、順をおって説明していくという方法が、特に祝詞作文の初心者にとって、いくばくかの参考になるのではないかと考えたためです。

もちろん、構成にしても語句の選択にしても、人によって好みがあるでしょうし、祝詞の場合はそれに加えて作者の信仰心が反映しますから、私の祝詞の書き方はほんの一例であって、これが全てでないことは言うまでもありません。私の書き方が正しいというつもりも、もちろんありません。

 ただ、さまざまな祝詞の例文集、参考書類を見ても、どのように準備をし、書き始め、試行錯誤しつつ一折の祝詞を作りあげていくのか、順をおって述べたものは、これまでにはなかったようです。初宮詣と七五三の祝詞のように似た内容になることはあっても、ひとつの祭祀につきひとつの祝詞があるわけですから、それをいちいち説明していくと、膨大な分量になってしまいます。それよりは模範的な例文を並べて、これを参考につくってください、という方が、よかったのかもしれません。

それに、祝詞をつくっていく過程を公開することは、いわば頭の中を見られてしまうようなものです。その点、私の場合はたいした頭をしておらず、恥をかくだけでよいので、私のようなものの方が、かえって適任なのかもしれません。

事実誤認、まちがい等、多々あるかと思います。どうか御批正をたまわりますよう、お願い申し上げます。また、上記のような事情から、おもに神職資格を得て奉職した直後の方に向けて書いた内容になるかと思いますので、その点をお含みおきくださいますよう、こちらもお願い申し上げます。

 また、ブログの各記事を修正したり、削除したりといったこともあるかもしれませんので、この点につきましても、ご理解いただければ幸いです。

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