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2017/09/17

宇佐神宮・香椎宮臨時奉幣祭祝詞

官報・大正十四年十月一日
内務省令第十七号/大正十四年十月六日官幣大社宇佐神宮ニ同月九日官幣大社香椎宮ニ勅使参向ニ付当日行フ臨時奉幣祭ノ祭式及祝詞左ノ通定ム

 二 祝詞

掛けまくも畏き宇佐神宮(香椎宮)の大前に宮司位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、遠天皇の御世御世、皇朝廷の大御業弥栄えに栄え坐す中今の大御代の験と、今より後、十年に一度大幣帛献奉らしめ給はむと掟て給ひ定め給ふ。是を以ちて、今日の生日の足日に官位勲功爵氏名を大御使として、礼代の大幣帛捧げ奉らしめ給ふが故に、斎まはり清まはりて仕へ奉ると、大御食・大御酒を始めて、海河山野の種種の味物を、横山の如く置き高成して、朝日の豊栄登りに称へ辞竟へ奉らくを、平けく安けく聞し食して、天皇命の大御世を天地の共、堅磐に常磐に斎ひ奉り幸へ奉り給ひ、親王等・王等を始め奉りて、天の下四方の国民に至るまでに、平く守り給ひ恵み給へと恐み恐みも白す

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