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2018/02/13

大嘗祭当日社司(社掌)祝詞

官報・昭和三年十月二十七日
内務省令第三十七号/即位礼及大嘗祭ノ当日官国幣社以下神社ニ於テ行フ祭祀ニ関スル件左ノ通定ム

 大嘗祭ノ当日行フ祭祀ノ祝詞 

 二 社司(社掌)祝詞

掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名、恐み恐みも白さく、天つ日嗣、高御座の業を承け伝へ坐して、食国天の下知ろし食す大御代の始の大御典と、今日の生日の足日に天つ御饌の長御饌の遠御饌と、天皇命の大嘗聞し食すに依りて、此の某道府県(市町村)よりうづの幣帛捧げ奉るが故に、八束穂に莫莫然茂れる秋の初穂を御饌・御酒に仕へ奉りて、海川の物山野の物に至るまで、種種の物を几物に置き足はして献奉らくを、平けく安けくうづなひ聞し食して、天皇命の大御代を堅磐に常磐に斎ひ奉り、厳御代に幸はへ奉り給ひ、親王等・諸王等を始めて、天の下の国民に至るまで、撫で給ひ、恵み給ひて、天皇が大朝廷に五十橿八桑枝の如く立ち栄え、仕へ奉らしめ給へと、恐み恐みも白す
 神饌幣帛料ノ供進ナキ神社ニ在リテハ此の某道府県以下二十二字ヲ削ル

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