官報・昭和三年八月十四日
台湾総督府令第四十二号/建功神社鎮座祭式並祝詞左ノ通相定ム
二 祝詞
御霊遷祭神職祝詞
掛けまくも畏き建功神社の大前に、主任神職位勲某、恐み恐みも白さく、大神等は此の台湾の遠御門の始めより以来、後先其の職に従ひ、各も各も忠しく勇しく、力の限を尽し、遂に身果て給ひぬ。台湾総督府は此の取々の高き功績を称へ奉り、長へに斎き奉らむと、此の所のみづの新宮を建て初め、其の事造り竟へたるを以て、今日の生日の足日に、官位勲氏名、御霊代を坐せ奉り、鎮め奉り、うづの幣帛捧げ奉るが故に、大前を慎み敬ひ献奉る御食・御酒、種々の物を平けく安けく聞し食し、今より往先、此の新宮を静宮の常宮と、弥遠長に鎮り坐せと、恐み恐みも白す
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