官報・昭和八年四月二十一日
陸軍省海軍省告示第四号/昭和八年四月靖国神社臨時大祭祭式次第並列祝詞左ノ通定ム
昭和八年四月靖国神社臨時大祭祝詞
招魂式第四祝詞(昭和八年四月二十五日)
掛けまくも畏き靖国神社に今新たに合せ祀り、鎮め奉る諸の神霊等の御前に、斎まはり清まはりて宮司位勲功爵氏名、奇斎言以ちて斎ひ鎮め奉らくと白す。汝命等の奇しき神霊をば今日より始めて、大御世安国の神と此の神殿に合せ斎ひて、万世に祭祀絶えず仕へ奉らしめ給ふ天皇命の広き厚き大命の旨を、忝み畏み嬉しみ諾なひ坐して、天地の依合の極み、日月と共に、堅磐に安く平穏に鎮り坐して、前に斎ひ祀らせ給ふ諸の神霊等と共に、同じ床に坐して、今より以後は荒び疎び給ふことなく、安く平穏に皇朝廷の近き守護神と鎮り坐して、千代と永く、八千代と遠く斎ひ祀られ給ひ、後の世の人の亀鑑と仰ぎ偲ばれ給へと、豊御食・豊御酒を始め、海川山野のためつ物を百取の机代に置き足らはして捧げ奉らくと、御心も明らかに平らに聞し食せと、謹しみ敬ひも斎ひ鎮め奉らくと白す
辞別きて、前に鎮り坐す諸の神霊等の御前に畏み畏みも白さく、今告げ奉れることの由をも捧げ奉れる御饌つ物をも、平けく安けく相供に聞し食し諾なひ給ひて、共に永く久しく守り幸はへ給へと、畏み畏みも白す
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