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2018/04/09

靖国神社臨時大祭・本殿奉告祭祝詞

官報・昭和十二年四月二十一日
陸軍省海軍省告示第五号/昭和十二年四月靖国神社臨時大祭祭式次第並祝詞左ノ通定ム

 昭和十二年四月靖国神社臨時大祭祝詞

 本殿奉告祭祝詞(四月二十五日)

此の所の底つ岩根に宮柱太敷き立て、高天原に千木高知りて、称へ辞竟へ奉る、掛けまくも畏き靖国神社の大前に宮司正五位勲四等賀茂百樹、畏み畏みも白さく、言はまくも畏き天皇命の広き厚き大御心以ちて、今回の事変に預り仕へ奉りて身罷りにし一千百四十七の御霊、又明治三十三年清国事変に際りて身罷りにし一人の御霊を、此の神社に合せ祀らしめ、万世にはふらさず、あふさはず斎ひ治め給はむとして、今日の四月の二十五日の夜を以ちて、招魂式を行ひ、二十六日より二日の間、臨時の大祭を仕へ奉らしめ給ふに依りて、今日の夕日の降の清祓に此の大祭に預りて事執り、まかなひ仕へ奉らむ官人・神職等を始めて、諸人等が過ち犯しけむ罪事有らむをば、五百つ真榊のさやさやに、天つ菅曽のすがすがしく祓へ清めて、各も各も赤き清き真の心以ちて、誤つことなく、違ふことなく、大祭美しく懇に仕へ奉り治め奉らむとする状を聞し食し諾なひ給へと、御食・御酒、海川山野の種々の机代の物を献奉りて、畏み畏みも白す

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