2017/05/07

新嘗祭宮司祝詞

官報・大正三年三月二十七日
内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第一 官国幣社祭式、五 祝詞)

新嘗祭宮司祝詞

掛けまくも畏き某神社の大前に宮司位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、天つ御食の長御食の遠御食と、新嘗聞し食さむと為て、天皇命の宇豆の大幣帛を捧げ奉らしめ給ふが故に、皇神等の成し幸へ給へる八束穂の秋の初穂を御食・御酒に仕へ奉りて、山野の物は甘菜・辛菜、海川の物は鰭の広物・鰭の狭物、奥つ藻菜・辺つ藻菜に至るまでに置き足らはして献奉らくを聞し食し、うづなひ給ひて、天皇命の大御代を厳し御代の足御代と万千秋の長五百秋に、平けく安けく斎ひ奉り、幸へ奉り給ひ、親王等・諸王等を始めて、天の下の国民に至るまで、撫で給ひ恵み給ひて、いかし八桑枝の如く立ち栄え仕へ奉らしめ給へと恐み恐みも称へ辞竟へ奉らくと白す

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