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2019/06/04

『神社と実務』18号が届きました

〇私の所属しております現代神社と実務研究会の会誌『神社と実務』18号が一週間ほど前に届きました。同会は平成10年(1998)に発足、その三年後に創刊号が出て以来、毎年一冊のペースで発行されております。

 今号は本文だけで146ページと、こうした会誌類ではかなりの分量です。内容の方は、目次から以下にご紹介しましょう(敬称略)。

巻頭言 本会代表 勝田博之
講演『日本の可能性』――平成28年度会員総会 東條英利
講演『包む文化~風呂敷の心~』――平成29年度会員総会 つつみ純子
講演『有職故実額と天保の御再興』――平成30年度 春例会 八條忠基
寄稿『町の小さな神社 その三』渋谷繁
『社頭講話集』金子善光
翻刻『谷崎家文書』金子善光

 どの方もその道の第一人者ですが、とくに「講演」のみっつは、ほぼそのときの語り口調そのままに記されていますので読みやすく、書き言葉だと相当むずかしいだろうな、という内容もスッキリ頭にはいってきます。

『社頭講話集』は、実際に月次祭で話された内容を活字化したもの。「こまいぬ」「さかき」「しめなわ」など、参拝者にとって身近であろうことがらをとりあげており、そのどれもが、そのまま社頭講話時のヒントになります。

 現代神社と実務研究会は神主だけのあつまりではなく、会員のうち二割ほどは、神社とは直接かかわらない仕事につかれている方です。

 今年度は夏研修が8月20日におこなわれ、箱根神社と九頭竜神社を正式参拝いたします。つづいて秋例会として12月7日、芝大神宮の参集殿をお借りしまして湯沢貞元靖国神社宮司様よりご講演をたまわる予定です。

 こちらのホームページに発会当時の趣旨や、活動内容を記したコーナーがあります。興味をもたれた方はぜひご覧ください。入会や見学等希望の方は、ホームページからご連絡いただくか、何らかの方法で私にご連絡くだされば手続き等いたします。

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